「体の使い方を知っている子」の違いを比べてみよう。
ごきげんいかがですか?
最近良く聞かれるのが「脳を育てる運動ってどういう事ですか?」と聞かれます。
脳を育てるとはなんだか曖昧な表現でわかるようであまり良くわからないですよね。
まずはどういう時にその効果が出るのか?っていう事です。
工作授業のAくんとBくんを比べてみよう
道具箱に「はさみ」や「カッター」が入っていたとします。
ある工作の授業で段ボールを使用して作品を仕上げるという場面です。
Bくんは「はさみ」を取って切ろうとしましたが「これはどうしても切れない!」と言い
工作 をやめてしまいました。
一方、Aくんは「カッター」の使い方を知っていました。
いとも簡単に段ボールをサクサク切っていきました。
この場面を見て、親御さんはどう感じますか?
もっと良いはさみを買ってあげますか?
それとも「そこにカッターがあるではないの!」と思いますか?
「体の使い方を覚える・脳の使い方を覚える」とはそういう事なのです。
今持っている力は、まだ本人は気が付いていない場合が多いのです。
ですから「運動神経が悪い」と思っている子の多くは
実はまだ「使い方を知らない」だけなのだということが言えます。
「運動神経が良いとみられる子」でも同じです。
本人が知らないだけで、その体の使い方を知っていることは
その子の無限大の成長へとつながっていきます。
サッカーを頑張っているAくんとBくんで比べてみよう。
体の使い方を知っているAくん
体の使い方を知らないBくん
この二人で比べてみる。
Aくんはある技術をある程度マスターするのに2週間でマスターした。
ところがBくんはその技術をなんとなく使えるまでに3か月ほどかかった。
ただ、Bくんは反復練習を努力して覚えることができた。
BくんもAくんと同じように試合でそのプレイができるようになった。
「それならば反復練習をすればいいのではないか!」
と思う方!確かにその通りですよね!!
反復練習はどの競技でも、学習でも他いろいろな場面でも欠かせません。
ただ・・・!
そこに決定的に違いがあるのです!
更にこの二人に違う技術を取得させようとしました。
Aくんは相変わらず、習得が早いです。
ところが、Bくんはまた一から習得する時間を作らなくてはなりません。
またBくんは反復練習の努力の結果、5か月後に、かつてそれが使えるようにまでなりました。
ところがです。
スポーツは色々な場面や対戦相手がいます。
いくら反復練習をしても、その当日にどんな対応をしなくてはならないか変わってきてしまいます。
体の使い方を知っているAくんは、それより少し高い難易度の体制を崩したプレイも
いとも簡単にこなしていきます。
ところが長い時間をかけて練習したBくんには、
少し変化をつけたプレイには対応できないのです。
いわゆる「ふところの深さ」です。
サッカーでもあらゆる想定で、ドリブルにも数万という細かい技術がある事でしょう。
基本的な事に時間がかかれば、そこに驚異的なモチベーションがないかぎり、
途中で心がなえてしまいます。
でも、人というのはできることが早いと、それだけその運動が楽しくなるものです。
重要な事は子どもの脳発達を考えると、
12歳までにその「体の使い方を習得する」に一番絶好の時期なのです!
これを「ゴールデンエイジ」というのです。
今まさにその真っ只中にいる12歳までの中にいる子がご自分のお子様なら
同じ時間を使うならはるかに「体の使い方を学ぶ」ことを習得した方が、
今後中学生以降に発揮できるスポーツ力が上がっていく事は
言うまでもありませんね!
中学になると勉強などと並行してスポーツに取り組んでいかなくてはなりません。
短時間で集中して伸ばす事も必要となってきます。
反復練習は、まだまだ!の追求から忍耐力を持ってする事なので、それは必要不可欠ですが、
この「体の使い方」を知っている事は、最高のアスリートになる近道でもあります。
さぁ!
未来のアスリートを目指して!
親御さんはその環境をご用意してあげましょう!
フィジパ道場は
そんなお子様のための
「脳発達から見た体の使い方の習得の場所」です。
単純な運動の現現場とはかなり違う運動みです。
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フィジパ道場 横浜 スタートしました!