子どもに配膳のお手伝いでメンタルボディーマップを作ろう!

両足で立つ

人にとってとても簡単そうに見える動作。
でも、この2足直立は実はとても難しいのです。


例えば、小さい子が立ってできない動作。

床に横たわって、その動作が出来る事があることをご存じですか?
両足で立つためのバランスをとる事をしなくていいので、
その動作に脳が集中できて一つの指令だけでよくなるからです。

 

「立ちながら同時に他の動作をする事は、かなり高度」
例えば1歳くらいの子がコップを一人で飲めるようになったとします。
それができるまでは、コップの中身がこぼすかどうかもわからず、ただコップを口元に持ってくる。
だからそこに入っているミルクがどうなっているかなんて、ちっとも気にしない。笑
ところが、こぼしてしまうと、だんだんこぼさないで口元にこっぷを持って行けるようになる。
そして次のステップです。
更に、そのコップのミルクを食卓に運ぶという行為は、とっても高度です。
二本足で歩く動作が入るからです。

  2本足で立つ。
  コップの中身をこぼさないようにコップのバランスを保つ。
  歩行する。
  歩行して障害物に当たらないようにする。
  目でその障害物を捕える。

 

単純に考えてもこの動作を同時にするのです。
更に複雑に組み合わせた動作とも言えます。

大人は簡単にできることでも、
子供にとっては一苦労。


幼い子どもは、まだメンタルボディーマップ(脳内の身体の地図)が形成途中だから難しいのです。


逆に言い換えれば、このボディーマップを作るために

このような「配膳」のお手伝いをさせてしまいましょう♪

 

もちろん、初めは「手伝い」のはずの配膳が上手にできないため
「ミルク」や「お味噌汁」など、こぼすことは目に見えています。
お手伝いと思ってさせると、こぼしてしまって、かえって進行を妨げてしまいますね。

!!」。
でも、しかたありません。
まだ「メンタルボディーマップが形成途中」なのですから!

とはいっても、中身をこぼされてはママもがもちませんよね・・・、

こういうのはどうでしょうか

①簡単に運びやすい量をついで運んでみる。
飲み物は子どもが大好きな飲み物が良い。(←大好きで飲みたい!と思えるドリンクがおすすめ♪)
②そのままこぼさずにできたら、テーブルについて足してあげます。
③上手にできるようになったら、日に日にその量を増やす。

どうでしょう?
手もかかるし、もはや「お手伝い」ではない・・・(笑)
けれども、生活の中の「メンタルボディーマップつくり」として考えれば、
「運動神経」や「知力」アップに結び付く土台のトレーニングとなります。

 

それが上手にできるようになれば、
「○○ちゃん、そんなじ上手にできるようになって凄いな~♪」と褒めちぎります!
ホメられることがうれしく感じた様子なら
「じゃぁ、これもお願いしちゃおうかな♪」と
レベルをあげて、気が付いたら本当の「お手伝い」に移行してあげます。
コップ一つから、最後お盆にいくつかお皿を置いて運ぶことも
小学校に上がる前からできることだって可能となるかも知れませんよ♪

おままごとがすきなら、ご自宅のお盆を使って遊んで身に着けるのも一つですね!
とにかく、ママも一緒に楽しみながら、アイディアを絞り出してそのお子様にあった
トレーニング→お手伝いの法則で
「おうちでメンタルボディーマップ」をつくる環境を見つけてみてくださいね♪

by 遊具ママ♪

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